ドイツのシュタイナー教育 自分から学ぼうとする子へ
ドイツのシュタイナー教育
のんびりパパです。シュタイナー教育って聞いたことありませんか?
シュタイナー教育では、教育という営みは、子供が「自由な自己決定」を行うことができる「人間」となるための「出産補助」であるという意味で、「一つの芸術」であると考えられている シュタイナー教育 WIKIより
ちょっと分かりにくいですが、
子供が自分自身で考える力を小さいうちから伸ばしていくという教育方針です。
実際に自分の周りにシュタイナー教育を方針とする保育園・幼稚園が多く、
その方針に共感できたため、入園しました。※シュタイナー学校とは違います。
シュタイナー教育の基本
シュタイナー教育では、まず幼少期を7年ごとに分けています。
日本だと、
- 保育園及び幼稚園までの6年
- 小学校の6年
- 中学校の3年
- 高校の3年
- 大学の2~4年
というのがある程度の分け方だと思います。
しかし、シュタイナー教育は
- 第1七年期
- 第2七年期
- 第3七年期
に分けられます。
そして、それぞれの七年期において、成長の重要度が違います。
第1七年期からそれぞれ、「からだ」・「こころ」・「あたま」をそれぞれの時期で育てることが一番重要とされています。
つまり、第1七年期ではからだを、第2七年期ではこころを、第3七年期ではあたまを育てることが、重要なのです。
この為、わが子の園では、お勉強の時間やお遊戯会の練習に時間を割くことはほとんどありません。
第1七年期は、からだを育てることが重要であるため、勉強より思い切り体を動かすことに重きを置いています。
7歳までは自然と触れ合い、体を動かす体験を多く取り入れることで、発想力・探求心などを育てます。
実際、園にはおもちゃと呼ばれるものはほとんどなく、カプラを言う木の板や木のお皿があるのみで、
色とりどりなおもちゃやキャラクターものは一切禁止です。
我が家のシュタイナー教育の実際
偉そうに書きましたが、実際シュタイナー教育を全面的に取り入れている訳ではありません。
がちがちのシュタイナー教育だと、習い事禁止・キャラクター禁止・おもちゃ禁止・テレビ禁止です。
そりゃー無理よ。
いや、出来る人は出来るんでしょうが、我が家ではそこまでは無理っす。
テレビ見たい。。。
という事で、「自然にいっぱい触れさせる、塾などの習い事は基本なし、木製のおもちゃを多めに」
※英語は別で、DWEをやっております。 英語は自分で教えてあげる自信がありませんので。。。
ワールドファミリーとわが子 Lesson1などもご参照ください。
の3本柱を取り入れてきました。
実際に、今の時代にテレビなし、仮面ライダーダメ、おもちゃ買わないってのは厳しいと思ったからです。
シュタイナー教育のわが子の特徴
こちらも賛否両論あると思います。子供によって性格も違うし、
一概にシュタイナー教育のおかげなのか分かりませんが、わが子の特徴として
①無駄に欲しがらない ②協調性あるけどちゃんと我を持ってる ③自分から勉強する
といった感じです。
①に関しては本当に物欲ないのか?ってくらい欲しがりません。実際には、「欲し~」って言います。
でも、買ってほしくて駄々をこねることは一回もありません。
②は親バカかもしれませんが、本当に優しい子に育ってくれています。人のもの取ったりしない。
泣いている子がいたら声をかけて、優しくナデナデしてあげたり、お話し聞いてあげてます。
③を一番書きたかったのですが! なんと自分から勉強したいと言い出しました。
これまで、「勉強」なんて一度もさせたことありません。何ならひらがなも練習させたことありません。
しかし、自分からやりたいと意欲的になっています。ひらがなを書いたり、数字の計算したり。
よく、「小さい時から勉強させて、小学校で困らないように」と言った声も聞きます。
しかし、はっきり言って、そんなことさせなくてよかったと思っています。
他にも、外で遊んで虫を見つけたりすると、自分から進んで図鑑を引っ張ってきて
どんな虫なのかを調べています。
漢字が多くて読めないので、一緒に読んではいます。
しかし、自分から飼育するための情報を集めようとします。
何を食べるのか、どうやってお家を作ってあげればいいのか、
私自身は何も言いません。自分で考え、庭から葉っぱを取ってきたり、水を汲んできたりしています。
この、自分で考えて行動するという事はとても素晴らしい事です。
シュタイナー教育の注意点
シュタイナー教育は調べれば調べるほど良いこと尽くしに思えます。
自分で考える・自由に生きる・優しい子になるなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、逆に制限が多いのです。上でも書いたように、
テレビ・アニメ・おもちゃ禁止というのは、今のご時世不可能ですよね。
そこで、言いたいのは、
ルールに縛られすぎないように、上手に取り入れる事です。
シュタイナー教育を推奨している園があれば行ってみてください。
実に神秘的な雰囲気に驚かれると思います.。
これを家でも実践できるかと言えば、我が家はノーでした。
そこで、おもちゃの種類や、勉強の方針のみを家庭では取り入れました。
シュタイナー教育だから、こうしなければ!ということは無いと思います。
家庭によって事情も違えば環境も違うので。
あくまでも、シュタイナー教育の根幹を理解し、実践できればそれで良いと思っています。
最後に
シュタイナー教育について自分の経験からお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?
私たち家族にはシュタイナー教育が合っていました。
しかし、教育方針は人それぞれ。押し付ける気などさらさらありません。
シュタイナー教育をいう教育法があるという事と、その実際をご紹介できればと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見や、もっと知りたいなどありましたら、連絡いただけると喜びます。
駄文失礼いたしました。
では、また。。。